女性技術者との交流会(京田辺市女性交流支援ルーム ポケットサロン)について
[2017年10月30日]
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数年前よりものづくりの現場で働く女性技術者が増えていることをご存知でしょうか。
技術職といえば男性の仕事というイメージは強く、そこで働く女性は大変なのでは?としり込みされる方も多いかもしれません。
実際のところはどうなのでしょう・・・・京田辺市女性交流支援ルーム「ポケットサロン」『あなたの就職、応援します!』で、職業訓練校(ポリテクセンター京都)の修了生で、現在ものづくりの現場で活躍されている女性技術者とポリテクセンターの担当者を囲んだ交流会を開催しました。
女性がものづくりの現場で働くということはどれくらい大変なことなのか。
一般的には『重労働で大変そう』というイメージでしょうか。
二年ほど前にポリテクセンター京都を卒業された女性技術者が、ご自身の体験を話してくれました。
女性がものづくりの現場で働くのに何が大変か聞かれると、思いつかないぐらい何もなく、楽しみながらものづくりに取り組んでおられます。
「準備して、使いやすいように環境を整え、作業に向かうものづくりの仕事は家事に似ている。」
「女性は根気もあり、のめりこみやすいので、こういう作業は向いているように思う。」
事務職を初め様々な職を経験されましたが、現職の旋盤加工の仕事が一番自分には向いていると感じていて、もっと技術を磨きたいという向上心も強く、仕事に誇りを持っている様子がお話からも伺えました。
ポリテクセンター京都で七か月間『若年者機械加工技術科』を受講されました。
受講者の中で女性は一人。けれどポリテクセンターの担当女性講師が熱心な方だったこともあり、受講期間は不安を感じることもなく、七か月目に実習に通った企業に就職、現在に至ります。
修了したから即戦力というわけではありませんが、ポリテクセンターで習った知識や技術が働く上でとても役に立っているのだそうです。
現在、ポリテクセンター京都では、女性の受講率が増加しており、ものづくり企業で活躍される女性技術者も増えています。
学科にもよりますが、受講生の指名求人という制度があります。一人の方に十社を超える求人が寄せられることもあるそうです。
事務や販売だけでなく、女性技術者という働き方もある。
働き方の可能性が広がるお話でした。
職業訓練校(ポリテクセンター京都)、京田辺市女性交流支援ルームについて詳しくは下記をご覧ください。
ポリテクセンター京都(別ウインドウで開く) 〒617-0843 京都府長岡京市友岡1丁目2番1号
京田辺市女性交流支援ルーム 「ポケット」(別ウインドウで開く) アル・プラザ京田辺2階